と、まあこんな訳で、少女ミルは優しい両親の元を離れ
生まれて初めての一人旅に出た。
目指す先は、銀河系の中の美しい自然に恵まれた
美しい星、地球じゃった。
そのころの地球というのは、これまたシールズ星に劣らぬ
素晴らしい星でな、
若者たちも心静かで、皆優しい気持ちを持って、
緑豊かな大地を愛しておったそうな。
ミルは、かぐや姫となって舞い降りようと、竹を探しておった。

「まいったな、時代間違えちゃったみたい。」

竹を見つけて舞い降りたミルだったが、辺りを見わたすと
そこには車が行き来する現代の町並みだった。

当てもなく街を歩き回るミル。

「あ〜あ、私これからどこへ行けばいいんだろう。」
と、独り言を言っていると一人の女のコ(さやか)が三人ぐみの
女の子達に追われて、ミルの所のやってきてケンかをはじめた。

「なんてゆうか、3対1ってゆうのはないんでないかい?」
ミルがケンかをとめに入ったところに、バイクに乗った
三人組みの男のコが登場。
「やめとけ、馬鹿な真似は」と、まなぶくん。
三人組みの女の子は退散した。

『名古屋から家出をしてきた、ひなこ』と自己紹介したミルと
さやか、まなぶ、りょうじ、じろうの四人。
とりあえず、ひなこ(ミル)はさやかのうちでお世話になることになった。
こうしてミルは純真な若者と出会って、
地球での楽しい生活を始めることになった。